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ワークマン、論点思考を読んだ

松岡 剛志さんの記事 を読んで 2週に1冊くらいは本を読んでいたのだが、週に3冊読むと言う話があり刺激を受けた。 全然inputたりてないと思いさっとポチってエンジニアだが、ビジネス書を読んでみる。

ワークマンの本

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職人向けの店として認知されていたワークマンがいかに一般向けに認知度を広げ売り上げを上げたかと言う話。

全店舗でデータをみる姿勢(基本テストも簡単なものにしてできる感を醸成する取り組み)、 データに基づく自動注文を採用していることで競争力を高めたとのこと。やはりデータは重要だ。

x軸をデザイン性ー機能性、y軸を価格、で取るとワークマンは機能性かつ低価格であり敵がおらず、アマゾンにすら戦える存在になっているようだ。

ワークマンに興味を持ついいきっかけになった。

論点思考

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研究でも研究テーマを見つけるのが一番難しいように、ビジネスでも論点(何を問題とするか)が重要で、その論点をいかに設定するかについて書かれた本。

割と意外だったところは下記。

仕事でも私生活と同じように、相手の発言の真意、意図、バックグラウンドを考えるべきだ。一ついえることは、仕事でもプライベート同様に直感を大切にしたほうがいいということだ。仕事は論理的に考えなくてはならないと思い込んでいるビジネスパーソンは多い。だが、直感を重視し、後からそれを論理的に説明するように考えたり、あるいはどうやったら検証できるかを考えるということがあっていい。

結局相手の発言の真意を察する能力が必要ということだ。

またロジックツリーやMECEといった定跡を網羅的には使わないとのこと。経験でなにがいいかを判断しているそうだ。

複数の論点を設定して8割完了させるより、論点を一つに絞り完遂するやり方はアジャイルにつながるものを感じた。

本書で肝要と語られていた 2つ上のポジションで物事を考える癖、大論点<->中論点<->小論点を行き来するやり方 実践したいと感じた。