技術的貯金

鳴かぬなら 作ってしまおう ホトトギス

「会社を変える分析の力」を読んだ

下記記事で紹介されていた bdm.change-jp.com

下記本を読んだ。

内容は統計の話というより、分析をビジネスに生かさないと意味ないよと繰り返し主張するものであった。

分析だけする人(バックオフィス型)ではなく、ビジネスに生かすところまで行う人(フォワード型)になれというもの。

たしかに自分の経験に照らし合わせても分析するのが楽しくなってしまい、ついつい個人の趣味でデータを分析してしまうこともあった。。気をつけねばと感じた。

そのためにもまず分析する前に、目的を確認し、4つの壁「データの壁」、「分析の壁」、「KKDKKT条件みたいにかっこいいものかと思ったら、勘と経験と度胸ということらしいです。。この重要性も本書では指摘されてました。)の壁」、「費用対効果の壁」を突破できるかを見据えるべきということでした。

下記の3ステップを一気通貫ですべてできることが大事とも。 ビジネス課題 -> 「1. 見つける」-> 分析問題 -> 「2. 解く」-> 数値解 -> 「3. 使わせる」-> ビジネスの意思決定

「2.解く」が視認性が高く身につけがちなスキルだが(私も現在身につけようととしていたが)、むしろ2はコンペに出したり外注すればよく、2以上に1と3が重要ということだった。(当然2の基礎も必要ではありますが...)

現在エンジニアとして手を動かす日々なので、分析ツールも自動化して手軽に「3. 使わせる」まで丁寧に面倒が見れるようになりたいと思った。